マゴギャラリー横浜・オーナー坂根ご挨拶

Category : MAGO GALLERY YOKOHAMA CINQ ARTS

皆様、こんにちは!
マゴギャラリー横浜オーナーの坂根大郷です。

まずはこちらの写真を見て頂けますでしょうか?
これは私が3歳、妹が1歳の時の写真です。

そして、この時に抱いた”ある1つの想い”が今回のマゴギャラリー横浜を開く事にまで繋がっているというと、みなさんはどう思いますでしょうか?
今回はそんなお話をしたいと思います。

私は「五右衛門株式会社」という会社の代表取締役としてリサイクル関係の事業をやっています。
その傍らで、マゴギャラリー横浜を務めさせて頂く事になりました。

3歳の時の写真、これは妹と公園で遊んでいた時の事です。
両親が私たちにカメラを向けた時、妹は近くにあった花を取って「ニコっ」と笑いました。それを見た両親が、「うわーーーー、可愛いねーーー」と喜んでいました。
私は家族が「喜んだり楽しんだりしている姿」を見て、無性に嬉しくなり「この楽しい空間を私も共有したい」という思いから、近くにあった石ころを手に取って写真を撮りました。

この時に私の中である一つの想いが生まれました。
それは、【人の喜びが自分の喜びに繋がる】という事です。

ふとした時に、自分もこんな日々を過ごせたらいいなー、と考えるようになりました。
ですが、大人になって自分で起業をするとそんな思いを持ち続けるのは中々大変でした。
なぜか?お金を稼ぐという行為と常に天秤にかけないといけなかったからです。

ちなみに私がビジネスに興味を持ち出したのは大学2年生の時でした。
大学にはスキー競技をする為に入学しました。しかしオリンピック選手もいる強豪校で2年生の時に挫折しました。
その時に人生で初めて社会人になるという事を意識するようになったのです。
そして本屋に行って「なりたい職業」という本を手にしました。その中で、マーケッターという職業に憧れました。理由は単純です。推定年収が一番高かったからです。推定年収1億円と書かれていました。

もしかすると私は、「社会人とはお金を稼ぐ金額で価値が計られる」と考えたのかもしれません。
そしてマーケティングについて沢山勉強しました。しかし、その成果は全く実りませんでした。実るどころか稼ぎたい、儲けたいと思えば思うほど、借金が増えていきました。

気付いたら27歳の時、借金は4800万円にまで膨らんでいました。
返せないのに毎日取り立ての電話がくる。それに焦って目先のお金儲けに目がくらんでは失敗する。その繰り返しでした。

一時は全財産が30円にまで落ち込んだ時もあります。この時はさすがに「ホームレスにでもなろうか」と思いました。そして泣けなしの20円でうまい棒を2本買って、家を離れました。しかし3日で挫折しました。理由は単純です。お腹が空いたからです。この時はさすがにちゃんと仕事をしようと思いました。

絶望の淵に追いやられる度に思うのは…いつもあの3歳の頃の想いでした。
人を喜ばせながら、どうやったら経済的にも豊かになるのだろう?20代の私にその答えは見つかりませんでした。

しかし30歳になる手前で気付いた事があります。
「今自分にできる事を精一杯やるしかない」と。
時給はいくらでもいい、返済額も1000円でもいい、とにかく自分に今できる事を一生懸命やろう、そう思えるようになったのです。

そこから人生が少しずつ良くなっていきました。
不思議とお金を気にせず仕事をして人の役に立って喜んでもらえると、仕事が楽しくなりました。
そしてダブルワーク、トリプルワークを始めました。
そしてリサイクル事業をやっている会社に就職する事ができ、月20万円の稼ぎが月40万円になり、50万円になり、月の返済が1000円から1万円、10万円、20万円と増やせるようになりました。
6年半前には独立することができ、沢山の社員や仲間にも恵まれるようになりました。


そして今から4ヶ月半前、長坂真護さんに出会う事ができたのです。
長坂真護さんを始めて知ったとき、この人のやっている事は「真に人に喜んでもらえる活動」だと直感しました。
そして早速私はオンラインで絵を2つ購入しました。それから何度かお会いするたびに、長坂真護さんのやっている事が「世の中の為になる事」だとますます思うようになりました。

また、当社もリサイクル関係の仕事をやっており、自分のビジョンや理念がピッタリでした。
そこで、一人のファンとしてではなく、ビジネスパートナーとして何か役に立ちたい!そう思うようにもなりました。
その思いがギャラリーをさせて頂ける事に繋がったのです。

あの3歳の時に私は、石コロを持って花をもつ妹と楽しい時間を共有する事で喜びを分かち合う事を知りました。
もしかすると私は「長坂真護さんを含め周りの人たちに花を持たせる」ことがこれからの自分の喜びに繋がるのかもしれません。

最後までご覧くださり、ありがとうございます。